日本の人口は、縄文時代は約27万人、弥生時代に約60万人、奈良時代600~700万人と、お米の生産量が増えるのにしたがって増加していきました。まさに、米は、命をつなぐ大切な食べ物なのです。また、お米は食べ物としてばかりではなく、日本人の慣習や儀礼の中でも深くかかわりをもっています。
お米の種類は、「品種」「銘柄」があります。同じ品種でも、産地が違ったりすると銘柄も変わります。お米の美味しさは、お米そのものの味だけでなく、おかずを何にするかによっても、かなり感じ方は変わります。むしろ料理の内容・味付けに合わせたお米選びをすることで、より一層美味しいご飯が味わえるでしょう。
現在の日本のお米作りは、昔と比べて機械化が進み、かなり楽になりました。しかし、必要な作業内容は昔とあまり変らず、商品になるまでには大変手間がかかるのです。
ご飯はたんぱく質の利用効率を高めるエネルギー源でもあるので、おかずといっしょに残さずちゃんと食べましょう。 それでは、ご飯茶碗(精白米)1杯分(150g)の栄養価を調べてみましょう。