(生産者の想い)
笑顔溢れる
食卓のために
私たち生産者は、
消費者の皆さまに美味しいお米を提供することを
最優先に考えています。
また、常に信頼性のある情報を発信することも
重要だと考えています。
私たちが丹精込めて育てたお米を、
一人でも多くの方に『美味しい』と
感じていただけることが、
私たちの喜びです。
ぜひ、素晴らしい自然環境の中で
大切に育てたお米を、一度お試しください。
お米が できる まで
現在の日本のお米作りは、昔と比べて機械化が進み、ずっと楽になったように感じます。しかし、稲作りは『苗半作』とも言われるように、元気な苗が育つかどうかで、その年のお米の作柄が半分決まるほど重要な作業です。そんな苗床作りをはじめ、お米ができるまでの過程を見てみましょう。
お米づくりの1年
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種の準備
良いお米づくりは、種の選定から始まります。お米の種を塩水に浸し、重い米だけを選びます。重い種は発芽率が高く、丈夫な稲に育つとされています。選んだ種は病気を防ぐために消毒し、発芽を促すために水分を吸収させます。これで健全な苗が育つ準備が整います。
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苗を育てる / 土をつくる
選んだ種は『育苗箱』という箱で育てられます。この苗はお米の成長に大きく影響するため、温度や湿度を丁寧に管理します。また、同時に田んぼではトラクターを使って肥料を撒き、良い土を作るための『田起こし』が行われます。
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田植え
5月には、田に水を入れて土を耕す『代かき』を行います。また育苗箱ですくすく育った苗はいよいよ水田にデビューします。苗の育成状況や気象条件はもちろんのこと、苗を植える間隔や深さもとても重要なポイントです。最近ではドローンを取り入れた栽培方法があります。ドローンによる農薬の散布、肥料、種蒔き、空撮による圃場管理と活用の幅が広がっています。
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稲を育てる
幼かった苗もこの時期からは徐々に根を張っていきます。生育調査を行い、成長具合を確認します。また、水管理や防除を徹底し病気や害虫から苗を守ります。さらに、田に溝を掘って水はけを良くします。
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中干し
この期間は『中干し』と呼ばれる作業を行います。これは、水を一時的に抜いて田を乾かすことで、根を強くするために行います。その後肥料を与え、虫や病気から守るための対策を講じます。
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収穫
種まき後からおよそ150日。いよいよ収穫の時期がやってきました。刈り取った稲は、まずもみを乾燥させ、その後玄米にします。この過程で、収穫したお米の品質が決まります。